占いのジャンルに含まれるさまざまな鑑定方法の中でも、霊感や霊能力を使って鑑定を行うスピリチュアルは怖いぐらいによく当たることから根強い人気があります。

中にはタロットなどの占術と霊感を組み合わせたスピリチュアル占いを得意とする占い師もいますが、本来は占いとスピリチュアルはまったく違った鑑定方法です。

初心者から見れば違いがわかりにくい占いとスピリチュアルの鑑定方法について、どちらが当たるかという点も含めて解説します。

占いとスピリチュアルは鑑定方法が違う

占いもスピリチュアルも相談者の運命や性格・才能などを鑑定し、恋愛や仕事・人間関係・健康などの悩みを解決に導くための指針を得るという点では共通しています。

占いとスピリチュアルで大きく違ってくるのは、鑑定方法に統計学的な手法を用いるか用いないかという点です。

占いには占星術や四柱推命・九星気学・姓名判断・手相など、多くの種類があります。どの占術も生年月日や名前などのデータを取得した上で、運命や性格などを診断する科学的な鑑定方法です。

これに対してスピリチュアルは統計学的なデータを使わず、霊感や霊視などの特殊能力を駆使しながら鑑定を行います。

相談者の守護霊と交信したりオーラを読み取ったりすることで、悩み解決への指針が導き出されるのです。

占いとスピリチュアルではどっちが当たる?

このように占いとスピリチュアルでは鑑定方法がまったく異なるため、占い師によって得意分野が大きく分かれます。

四柱推命や手相など特定の占術を得意とする占い師が多い一方で、他の占術を使わず霊感だけで鑑定を行うというスピリチュアルカウンセラーも少なくありません。

鑑定を希望する人からすればどちらが当たるのか気になるところですが、当たるかどうかは占い師の力量次第です。

統計学の手法を用いた占術でも霊感や霊能力を使った鑑定でも、よく当たる占い師は鑑定結果と相談内容をリンクさせる能力に優れます。

占いやスピリチュアルの的中率は鑑定方法の違いに関わらず、鑑定結果を解釈する能力に大きく左右されてくるのです。

占いとスピリチュアルの違いについてのまとめ

最近では鑑定の精度を高める目的で、占いとスピリチュアルを組み合わせたハイブリッド式の鑑定を行う占い師が増えています。

特にタロットやオラクルなどのカード占いはスピリチュアルと相性が良いせいか、本来は異質な2つの鑑定方法を融合させた占い方も珍しくなくなりました。

統計学的な手法だけで占おうとすれば占術に関する高度な知識も必要ですが、ある程度の霊感の持ち主ならスピリチュアルを併用することで知識を補えます。

強い霊感を持つ本物の霊能力者は統計学的手法を一切使わなくても、相談者の悩みにつながる情報を直感だけで得られるのです。

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